第 1 章 「スケール入門」 の総まとめです。 ここまでで習った 4 種類のスケール ──
- Cメジャー(明るい / 開けた / 7 音)
- Cマイナー(物悲しい / 落ち着き / 7 音)
- Cメジャーペンタ(素直 / 童謡的 / 5 音)
- Aマイナーペンタ(渋い / ブルース・ロック / 5 音)
── を 同じ画面で聴き比べ、それぞれの「気分」を体に焼き付けます。 最後は 卒業課題: 自由メロディーで好きなスケールを選んでフレーズを作りましょう。
お手本: 4 スケール × 4 音ずつ連結
このレッスンの お手本は 16 拍。前から順に 4 拍ずつ、4 種類のスケールを抜粋した「アルペジオ的な並び」になっています。
| 拍 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| スケール | Cメジャー | Cマイナー | Cメジャーペンタ | Aマイナーペンタ | ||||||||||||
| 音 | C | E | G | C | C | E♭ | G | C | C | D | E | G | A₃ | C | E | A |
- 1〜4 拍 Cメジャー抜粋(C - E - G - C = メジャートライアド + 1 オクターブ上の主音)
- 5〜8 拍 Cマイナー抜粋(C - E♭ - G - C = マイナートライアド = E が半音下がる)
- 9〜12 拍 Cメジャーペンタ抜粋(C - D - E - G = ペンタの最初 4 音 = 4 度 F が抜ける)
- 13〜16 拍 Aマイナーペンタ抜粋(A₃ - C - E - A = マイナーペンタの主軸音 = A スタート)
通して聴くと 明 → 暗 → 素直 → 渋い という風景の遷移が体感できるはずです。
ハイライトの使い方
下のピアノロールでは、4 つのスケールラベルが並んでいます。 好きなだけ同時にオン にできるので、たとえば
- Cメジャー と Cマイナー だけオン → 3 度・6 度・7 度の差(白鍵 vs 黒鍵)が見える
- Cメジャー と Cメジャーペンタ だけオン → ペンタが抜いている
FBの位置が浮かぶ - Cメジャーペンタ と Aマイナーペンタ だけオン → 同じ 5 音が、起点違いで両方の名前を持つことが目で確認できる
… といった 比較学習 ができます。
チャレンジ
- 「♪ お手本を聴く」 で 16 拍 = 4 スケールの遷移を一気に耳に入れる
- ハイライトボタンで 2 つずつペア比較 しながら、各スケールの構成音と “抜いた音” の場所を視覚的に確認
- ピアノロールに 同じ 16 拍を打ち込む。スケールが切り替わるごとに使う音群が変わるので、ハイライトを切り替えながら組むのがおすすめ
- 「♪ 自分の打ち込みを聴く」 で答え合わせ
詰まったら 💡 ヒント でお手本を重ねましょう。スケール切替の境目(4 拍目→ 5 拍目の E → E♭、12 拍目→ 13 拍目の G → A₃)を意識すると組み立てやすいです。
チャレンジ
4 種類のスケール(Cメジャー / Cマイナー / Cメジャーペンタ / Aマイナーペンタ)の抜粋を 4 拍ずつ、計 16 拍を打ち込んでください
C5
B4
A#4
A4
G#4
G4
F#4
F4
E4
D#4
D4
C#4
C4
B3
A#3
A3
G#3
G3
F#3
F3
E3
D#3
D3
C#3
C3
自由メロディー作成 — 卒業課題
最後は 卒業課題 です。下の自由メロディー演習場には、ここまで習った 4 種類のスケール がすべて並んでいます。
- 1 つだけオンにして、そのスケールに閉じたメロディーを作る
- 途中でスケールを切り替えて、4 拍ごとに「気分」を変える
- 2 つを重ねて、どちらの音群でも成立するフレーズを探す
… どんな使い方でも OK。自分の手で 4 つの世界を行き来できるか ── それがこの章のゴールです。
第 1 章 完走おめでとうございます
ここまでで:
- 鍵盤と音名の対応(L1)
- メジャースケール(L2 Cメジャー / L3 Gメジャー)
- マイナースケール(L4 Aマイナー / L5 メジャーマイナー比較)
- ペンタトニックスケール(L6 Cメジャーペンタ / L7 Aマイナーペンタ)
- 4 スケール聴き比べ + 自由演奏(L8 = ここ)
── を体得しました。 スケールは 音楽の地図。これからコード・進行・リズムと進んでも、地図を読む力があるかどうかで景色がまったく変わります。 次の章は準備中です ── お疲れさまでした。